「呼吸法とフロー」を心得た身体

2026.01.10

昔からHIPHOPが大好きで、特に日本語を駆使するJapanese HIPHOPをよく聴いています。

中でも近年、OZROSAURUSの「Players’ Player feat. KREVA」に心を強く揺さぶられました。

そのOZROSAURUSのパートに、

「価値がある黒帯、呼吸法とフロー心得た」

という歌詞があります。

この一節を聴いたとき、正直に言うと

「これってピラティスじゃん!」

と一瞬思いました。

もちろん、安直にHIPHOP=ピラティスだと言いたいわけではありません。

ただ、身体と言葉、それぞれの表現を突き詰めた先で、同じワードに行き着いていることがとても印象的でした。

ピラティスには

呼吸・集中・中心・コントロール・正確性・流れ(フロー)

という「6つの原則」があります。

これが無ければ、ピラティスはただの運動になってしまいます。

僕の中では、

中心=身体の軸=空気の通り道

です。

その「道」が通っているかどうかを感じ取るセンサーが、呼吸。

どんな動きの中でも

  • 呼吸が通っているか

  • 道を感じられているか

そこに内観として集中しながら、

正確にコントロールし、途切れずに流れていく。

これがピラティスであり、

6つの原則がすべて含まれています。

HIPHOPも同じです。

聴き手にとって心地よく、時に強烈なインパクトを残すために、

ラッパーは

  • どこで息を吐くか

  • どこで間を取るか

  • どうフローをつなぐか

を極限まで研ぎ澄ませています。

「何をやるか」ではなく、

「どう通すか」「どう流すか」。これは日々の生活でもスポーツでも、全てに共通することだと思います。

呼吸が通っていない自分に気づくことは、身体的にも、精神的にも、自分の状態を知る入口になります。

日々の暮らしや競技の中で、今の自分の状態に気づける原点であり土台であるものが呼吸。

そう考えると、

ピラティスはやっぱり

すべての土台になりうる身体の技法なんだと思います。

呼吸が通り、フローが生まれているか。

それを問い続けること自体が、ピラティスであり、表現なのだと思う今日この頃です。

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